fx情報>為替におけるボラティリティの対処方法

マーケットは24 時間以内に50 銭以内の値動きとなるようなおとなしい動きのときもあ
りますし、数時間で2、3 円以上も上下する値動きの荒いときもあります。
マーケットでのポジションの仕掛け、決済方法の基本的な戦略は上記の通りなのですが
マーケットの状況がどのようなときでも同じようにポジションをとることは、戦略的に
も心理的にも安定しません。

そこで、マーケットのボラティリティ（価格変動率）が高くなっていると判断したとき
には、仕掛けのときにレバレッジを一時的に下げることを考えます。
すでにポジションをもっている場合はレバレッジの変更はできませんので、損切り等の
リスク管理の徹底をはかります。つまり、損切り水準を決めているか、ストップロスオ
ーダーが機能しているかどうかといったことです。

ボラティリティの変化も結果的にはあとからチャートをみて分かることなのですが、途
中で気付くポイントとしては、「1 日に1 円以上動くことが2 日以上連続して起こる」
ことでしょうか？
このようなときにはマーケットのボラティリティが高くなってきたと推測して、レバレ
ッジをいつもよりも低く設定します。
また、マーケットは「山が高ければ谷も深い」といった習性があります。
短期間で大きく上昇すれば、同じ期間で大きく下落することが多くなっています。



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