fx情報>ＦＸ投資においての仕掛けポイントのコツ

まずは、ひとつめの仕掛けポイントです。
先ほど『陽線が2 本続けば少なくとも短期的には上昇トレンド』と述べました。
それでは、陽線が2 本続いていれば上昇トレンドなのでどこで買ってもいいかというと
そうではありません。やはりタイミングがあります。

仕掛けポイントとしては、「下降トレンドが終わり、上昇トレンドに変わりつつあると判
断されるところ」や「上昇トレンドが続いていると判断されるところ」で買いを入れます。
それでは、先ほど下降トレンドの終わりをどのように判断したかもう一度見直してみま
しょう。
下降トレンドの終わりは、「下降トレンドの中で陽線が出現し、その陽線の終値が前日の
陰線の始値を終値ベースで上回ったとき、または、陽線が2 本連続で出現したとき」と
しました。この翌日の寄り付きで買いを入れるのです。

為替マーケットでは、株式市場のように取引所取引ではなくインターバング市場である
ため、日足チャートは便宜上、始値はNY 時間の午後5 時、終値は翌日の同時刻までと
なっています。
これを東京時間にすると、米国標準時（10 月最終日曜日〜3 月第2 土曜日まで）は午前
7 時、米国サマータイム時（3 月第2 日曜日〜10 月最終土曜日まで）は午前6 時となり
ます。

なお、必ずしも早朝6 時や7 時ちょうどに起きて売買する必要はありませんが、なるべ
くそれらの時間帯に近い時刻か、値段で売買できることが理想です。
もし、夕方や夜間にしか時間がとれない場合は、その日の始値と現在の値段帯を比較し
てみて、仕掛けるのに適切な（値段のかけ離れていない）水準であれば、ポジションを
とってもいいと思います。
後述しております「ふたつめの仕掛けポイント」である「一時的に下回ったところ」で
仕掛けることができるのであれば、逆に好都合かもしれません。

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